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知的障害のある方に交付される障害者手帳の種類とは?

query_builder 2024/08/01
コラム
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障害者手帳にはどんな種類があり、また知的障害がある方は何の手帳が交付されるのでしょうか。
詳しく解説していきます。

▼障害者手帳の種類
障害者手帳には次の3つの種類があります。

■身体障害者手帳
身体障害者手帳とは、身体の機能に一定の期間以上永続する障害を持った方に交付されるものです。
対象となる障害には、視覚障害や聴覚又は平衡機能の障害、肢体不自由などがあります。
1級~7級までの障害等級に分かれていて、最も障害の程度が重いとされているのが1級です。

■精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳とは、一定の期間以上精神疾患の状態にあり、生活に支障がある方に交付されるものです。
対象となる障害には、統合失調症うつ病発達障害などがあります。
障害等級は1?3級に分かれ、1級は誰かの援助が常に必要となっている状態を指します。

■療育手帳
療育手帳とは、児童相談所や知的障害者更生相談所で「知的障害がある」と判定された場合に交付されるものです。
一般的には幼少期に発行されることが多いものの、知的障害が18歳未満の時に生じていたと認められれば、大人になってからも取得はできます。
他の2つの手帳と異なり法律で定められた制度ではないことから、地方によって手帳の名称や受けられるサービスが変わります。

▼まとめ
障害者手帳には3種類あり、その中で知的障害を持った方に交付されるのは療育手帳となります。
手帳の種類や住んでいる場所によって受けられるサービスが異なるため、手帳を持った時にはよく確認しておくと良いでしょう。

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